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当宮では、年間を通じ、四季折々のおまつりを古式に則り、厳粛に斎行しています。
1月1日 元旦祭
新年の始めに天神様にお参りし、天下泰平・五穀豊穣をお祈りします。
午前零時からの初詣参詣者には、厄年各位により甘酒等が振舞われます。
正月中 鷽替(うそかえ)神事
天神様が愛された鷽をかたどったお守りを年の始めに替えることにより、家内安全を祈願する神事で、災事を吉事に替え、うそをまことに替えるという意味があります。
1月25日 初天神祭・新入学特別祈願祭
天神様のご縁日は毎月25日。新年最初の25日が初天神に当たります。
初天神の日にお参りすると特にご利益があるといわれ、毎年多くの受験生で賑わいます。
2月3日 節分祭(豆まき)
厄除招福・家内安全を祈願し、追難祈祷と豆まきを行います。
毎年、二千人を超える参拝者で賑わい、空クジ無しの福引は大好評です。
梅花開花期 梅まつり
天神様が愛された梅の開花期に合わせて斎行します。
この時期、境内梅園には梅の馥郁たる芳香が漂います。
3月25日 春季大祭、春季奉賛会祈祷祭
天神様の御命日(旧暦二月二十五日)にちなんだ大祭です。
天神様のご威徳を偲び、皇室の弥栄と我が国の繁栄、そして世界平和を祈念し、五穀豊穣、諸産業の繁栄、氏子崇敬者の家内安全・無病息災の祈りを込め、更なるご加護を祈念します。
また奉賛会祈祷祭では、当神社奉賛会会員各位の家内安全・事業繁栄を祈願致します。
4月3日 御鍬社祭
豊受大御神をおまつりする境内末社御鍬社の祭礼です。五穀豊穣を祈念いたします。
5月25日 英霊神社祭
当神社氏子出身で、大東亜戦争を始め国難に殉じられた護国英霊をおまつりする当神社末社の英霊神社の一年に一度の大祭。
御遺族各位参列の下、厳粛に斎行されます。
6月25日 菅公生誕祭
天神様の御誕生日をお祝いするお祭りです。
6月29日~30日 輪くぐり神事・大祓式
「夏越の祓い」ともいい、夕刻五時より、ご神前に設けた茅の輪をくぐり、無病息災を祈念します。
併せて、交通安全祈願の自動車輪くぐりも斎行します。
9月23日~26日 秋季大祭(例祭)、秋季奉賛会祈祷祭
当神社で一番大切な大祭です。岡崎三大祭の一つです。
神恩感謝の各種奉納余興が開催され、氏子各町からの花火長持ちや子ども神輿の練りこみもあります。
また、多くの露店が建ち並び、大勢の参詣者で賑わいます。
11月1日~30日 七五三祭
男子三歳と五歳、女子三歳と七歳という幼児の成長段階の節目に当たり、多くの子供たちが天神様にお参りし、ご加護をお祈りします。
11月25日 新嘗祭
新穀を感謝するお祭りです。五穀豊穣を感謝し、商工諸産業の繁栄を感謝します。
12月31日 大祓式・除夜祭
一年間、天神様のご加護により、年末を迎えられた喜びを申し上げます。
毎月25日 月次祭
天神様のご縁日である25日に、天下泰平・五穀豊穣・家内安全・事業繁栄を祈願します。
毎朝6時 日供祭
毎朝6時にその日の御供物を奉り、一日のご加護を祈念します。日供祭は敬神の念のある方なら、どなたでもご参列できます。
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- 作成者:宮司
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天神様が愛された鷽(うそ)をかたどったお守りを年の始めに替えることにより、家内安全を祈願する神事で、災事を吉事に替え、「うそ」を「まこと」に替えるという意味があります。
鷽替神事は、当神社を始め、全国の天満宮に古来より伝わる特殊神事です。天神様(菅公)が、ご生前の頃、鷽という鳥を可愛がられたという故実に基づき、天神様を崇敬する人々が、ご神徳を授かろうとして、この鳥を型取ったお守りを作ったのがその始まりです。この鷽を神棚にまつると、家の中の一切の悪災事が、鷽の大きく開いた口によって喰い尽くされ、「うそ」のように消え去って、全て吉事に変わると言い伝えられています。
「鷽替え」とは、正月中に新しい鷽を神社から授かり、一年間、家の神棚にまつり、次の正月にその鷽を神社に納めます。そして再び、新しい鷽を授かり、替えることを言います。この「替える」事が重要で、災事を吉事に「替える」という信仰の本質がそこにあります。災事を「うそ」のように吉事に替え、「うそ」を「まこと」に替えるのが「鷽替え」なのです。
全国的には木彫りの鷽が一般的ですが、当神社では、古くより土焼きの鷽を授与しております。これが珍しいからと、遠方よりお受けになる方も見えます。当神社では、毎年、正月中に授与所で鷽を授与しています。一年間おまつりいただいた鷽は、1月7日に神事を齋行し、鷽塚にお納め致しております。
多くの方々に是非、鷽をおまつりいただき一年を御幸福にお過ごし頂きますよう、お祈り申し上げます。